カルナク神殿Karnak Temple
世界遺産「古代都市テーベとそのネクロポリス」の中で最も有名な遺跡。現存する最大のオベリスクである、ハトシェプスト女王のオベリスクなどを見ることができる。
メンカウラー王のピラミッドMenkaure's Pyramid
クフ王、カフラー王、メンカウラー王のピラミッドからなるギザの三大ピラミッド。古王国時代の繁栄の象徴であり、王の権力や神聖さを表すこれらの王の墓のうち、最も新しく築かれたピラミッドである。
メディネトハブMedinet Habu
古代エジプト史上最後の大規模な建造物。葬祭殿の内部はいくつもの部屋があり、オシリス神の彫刻が施された柱などが残っている。外壁には「海の民」との戦いを描いた壁画が刻まれている。
カフラー王のピラミッドKhafre's Pyramid
ギザの三大ピラミッドのうち、2番目に大きなカフラー王のピラミッドは、その威厳ある姿と美しい化粧石により王の威信と建築技術の高さを伝えている。
メイドゥームのピラミッドMeidum
ナイル川西岸にあり、付近の村の名前からメイドゥームと呼ばれている。紀元前2560年頃にスフェネルによって作られ、現在は砂山の上に3段の崩れた形のピラミッドが確認できる。
スフィンクスSphinx
ギザの三大ピラミッドの近くに建造されたスフィンクス。王権の象徴とされるライオンの体とカフラー王の顔を模した頭部を持ち、王の権威と神性が表現されている。
ネフェルタリの墓Tomb of Nefertari
古代エジプトの女王ネフェルタリは、ラメセス2世の妻であり、アブ・シンベル神殿の華麗な壁画や彫刻にその姿が描かれている。保存状態の良さと見事な壁画から、現在エジプトで最も美しい遺跡と言われている。
アブシンベル大神殿Abu Simbel
大神殿の四体の像はラムセス2世で、その前に並んでいるのは家族の像である。
奥にはプタハ神、アメン・ラー神、ラー・ホルアクティ神、そしてラムセス2世の像がある。
クフ王のピラミッドGreat Pyramid of Giza
ギザに位置するクフ王のピラミッドは2.5tの石灰岩を270万~280万個も積み上げて作られており、現在約高さ138m、底辺230mでエジプト最大のピラミッドである。
デンデラ神殿複合体Dendera Temple Complex
ハトホル女神にささげられた神殿で、クレオパトラのレリーフが残るプトレマイオス朝時代の建造物。
大列柱室や天井には鮮やかで多彩な色彩画が描かれている。
黄金のマスクMask of Tutankhamun
古代エジプト第18王朝のファラオ、ツタンカーメンの黄金のマスク。
1925年に、イギリス人考古学者のハワード・カーターによって王家の谷で発見されたもので、現在は、カイロにあるエジプト考古学博物館に収蔵されている。
ツタンカーメンの王墓Tomb of Tutankhamun
1922年、同じくイギリス人考古学者のハワード・カーターが、王家の谷にて発掘した。それまで見つかっていた王墓の中で、最も手つかずの状態で発掘され、色鮮やかな壁画を見ることができる。
ラフーンのピラミッドPyramid of Senusret II
紀元前1900年頃、センウセルト2世がエル・ラフーンに造営したピラミッド。
底辺約106メートル。高さ48メートル。
ユヤの戦車Chariot of Yuya
ツタンカーメンの叔父にあたるユヤの戦車。現存する古代エジプトの戦車8台のうちの1台である。金箔を施した木と革で覆われ、小さな車輪には赤い革のタイヤが付いている。車体の床が下がり、乗降しやすくなっており、この戦車が高齢者のために設計されたことがわかる。
木製金箔のマスクWooden, gold-leafed mask
エジプト考古学博物館に所蔵されている木製金箔のマスク。
書記の像Statue of a Scribe
エジプト考古学博物館に所蔵されている書記の像。赤い花崗岩でできている。文字を書いている場面の像。
黒いピラミッドのキャップストーンBlack Pyramid Capstone
エジプト・ダハシュールにある黒いピラミッドのキャップストーン。綺麗に磨かれた黒い玄武岩の四面に様々な神々とヒエログリフが掘られている。黒いピラミッドは、エジプト中王国時代にアメンエムハト3世により建てられた。
石舞台古墳Ishibutai Kofun
天井石が平らで舞台のように見えることから「石舞台」と呼ばれている。盛り土がなく、石組の埋葬施設である石室が露出した独自の形状で、墳丘内部を見学できる珍しい古墳である。
竹林院群芳園Chikurin-in Gunpoen
修験道の総本山である金峯山寺にほど近く、古くより参拝者が宿泊した由緒ある宿坊としても知られている。大和三大庭園の一つである庭園では、四季折々の美しい姿を見ることができる。
軍艦島Gunkanjima
軍艦島(端島)は、かつて炭鉱で栄えた長崎県に位置する無人島である。島の形が戦艦に似ていることからこの名が付けられた。2015年より「明治日本の産業革命遺産」として世界遺産に登録されている。
USS エモンズUSS-Emmons
沖縄本島北部今帰仁村にある古宇利島の沖合水深42mに沈むアメリカの駆逐艦・USSエモンズ。近くには日本の特攻機の残骸もあり、戦争当時の様子を知る貴重な遺産となっている。
サイパン島Saipan
リゾートの名にふさわしい自然の中に、太平洋戦争の激戦地であったことを伝える戦跡が残されている。豊かな自然を味わいながら、歴史や平和について考えることができる場所である。
与那国島の海底地形Yonaguni Monument
与那国島南部の海底で発見された東西約250m、南北約150m、高低差約25mに及ぶ海底地形で、巨大な石の神殿のような構造をしている。
「遺跡ポイント」と呼ばれており、人気のあるダイビング・スポットである。
蕨Warabi
駆逐艦「蕨」は1927年に発生した美保関事件で海底に沈没した日本軍の駆逐艦である。
その後93年ぶりに発見された。